半導体開発のTRIPLE―1(トリプルワン)、仮想通貨ビットコインの採掘マイニングに使う半導体を開発

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半導体開発のTRIPLE―1(トリプルワン)、仮想通貨ビットコインの採掘マイニングに使う半導体を開発

半導体開発のTRIPLE―1(トリプルワン)、仮想通貨ビットコインの採掘マイニングに使う半導体を開発

半導体開発のTRIPLE―1(トリプルワン)は、仮想通貨ビットコインの採掘マイニングに使う半導体を開発しました。
マイニング能力はマイニング用半導体首位の中国・ビットメインの主力半導体「S9」に比べ2倍の速度としており、電力効率を大幅に改善したとされます。

TRIPLE―1は今年4月に、世界初の 7nm プロセス技術を使ったビットコイン用仮想通貨マイニング ASIC チップ『KAMIKAZE』のテープアウトに成功したことを発表。
(テープアウトとは、チップ製造工程におけるチップ設計が完了し、正式に製造が始まることを意味します。)

テープアウトから約 5ヵ月、当初の開発スケジュール通り、シリコンウェハー、サンプルチップ、サンプルボード、そしてサンプルユニットの納品。「KAMIKAZE」のサンプル品を完成させたことを発表しています。

「KAMIKAZE」は、7nm プロセスという最先端技術を採用しているため、既存プロセス製品に比べて、設計完了から製品化までに、より多くの時間を要しました。
4月時点での報道では、マイニング業界で主要で使われる機器16nm チップと比較し場合、50% 以上の省電力化を実現すると同時に、処理速度 4倍という、環境負担を大きく低減した上での高性能化を実現とあります。

同社は中国製マシンが、世界中のシェアを占める中、ある依頼をきっかけに、このプロジェクトがスタート。

当時、最先端マイニングマシンの搭載チップは 16 nm プロセス。2017年2月時点では7nmは存在しておらず、チップ製造会社においても研究開発段階の状況でした。

開発した「KAMIKAZE(カミカゼ)」は、回路線幅が7ナノ(ナノは10億分の1)メートルの特定用途向け集積回路(ASIC)。
チップ製造には、世界最大手のチップ受託製造企業である台湾の TSMC社が生産を委託しており、開発当初はTSMC 社にもスタンダード・セル・ライブラリやプロセス評価値が存在しない中、7nm という未知への開発が進んでいった模様です。

トリプルワンの報告によると750ワットの消費電力で、計算速度は14.5テラハッシュ(テラハッシュは1秒間に1兆回の演算)としています。

米国やロシアなど、海外でマイニング拠点を持つ企業を中心に月内に受注を開始し、年内に代理店を通じて販売を開始。
価格は未定ですが、トリプルワンは「S9と比べた価格競争力は保ちたい」と説明しています。
 
マイニング用半導体は2017年後半から市場が急拡大しており。18年に入り仮想通貨価格の下落で逆風にありますが、カミカゼはすでに米中で60万台近くの引き合いがあるそうです。

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