「弱気市場はマイナーにとってチャンス」中国の古いビットコイン採掘リグは中東へ

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「弱気市場はマイナーにとってチャンス」中国の古いビットコイン採掘リグは中東へ

「弱気市場はマイナーにとってチャンス」中国の古いビットコイン採掘リグは中東へ

最近の暗号市場の暴落の後、多くの中国系暗号マイナーが採掘設備のスイッチを切り、ユニット単位ではなくスクラップのようにキロ売りしている。こうした情報は、中国の検索エンジン「バイドゥ」の人気トピックでも一時席捲した。あるマイナーは、中国マイナーの緊張状態をFUD(不安を煽る行為)として片づけている。F2Pool設立者Mao Shixing氏は、中国メディアで語りました。

Shixing氏によると、マイニング・リグ(マシン)は、140元/キロ(2,286円)で売られている。ビットコイン採掘装置Antiner S9i(約31万円)の場合、約5.5キロなので、770元(12574円/単位)で買い取られる。この背後には、中国採掘市場が直面する3つの苦境があると述べた。

最も深刻な問題は、中国南西部が乾期に入り、水力発電所の鉱山向けの電気料金が急速に上昇していること。次に、採掘機械をアップグレードする必要があることだ。S9マシンは3年目になり、リグの寿命としては随分長い。こうした旧式の採掘用リグが、その価値を失って、売却されていると述べた。そして最後にビットコイン価格の下落が、利益を奪った事。マイニングによる電力コストと運用経費を回収できていない。

Shixing氏によれば、合理的なオペレータは、マイニングを停止して、その投資コストをビットコインの直接購入に振り向けている。しかし、採掘を永遠に辞める訳ではないという。

同氏は、その要因として難易度調整を挙げた。ビットコイン採掘のコストは、動的に調整されます。マイナーの10%が機械の電源を切れば、採掘コストが低下し、残りのマイナーの利益は相対的に増加する。

さらに古い採掘設備は、スクラップにされているわけではない。Shixing氏は、リグのほとんどが中東地域など、安価な電力のある場所に出荷されていると述べた。

中東の電力価格は、0.03元/ kWh($ 0.004 / kWh)。M3は1日当たり0.3元稼ぐ。中国のマイナーは採算が合わないが、中東では、トータルで1日0.2元を稼ぐ算段だ。

マイナーは、海外に移住する政治的リスクと収益を天秤にかけて選択している様だ。国内のマイナーが移動する場合もあれば、中東のマイナーが中国に採掘機械を買い付けに来る場合、どちらも起きていると、同氏は述べた。

現在の暗号市場がマイニング産業にもたらすドミノ効果は巨大に見える。トップ3の採掘プールであったBTCCは操業を停止した。世界第2位の採掘マシンメーカー、カナンはIPO申請を失効させた。有名な米国のビットコイン採掘プールのギガワットが倒産した。しかしこれは採掘業界の終焉ではない。Shixing氏は以下のように述べています;

歴史的に、「弱気な市場は産業構造を最適化するように業界に働きかけてきました。例えば、2015年以前、F2Poolは0.6元/ kWhで採掘していた。当時の弱気市場によって、電力価格が0.2元から0.3元/ kWhのより安い中国南西部に移動しました。今回もまた、業界がアップグレードし、採掘コストを引き下げることになるだろう。つまりこれは、実際には採掘部門のチャンスです。」

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