連邦裁判所がSECによるICO(Blockvest)への差止命令を却下「証券と証明していない」

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連邦裁判所がSECによるICO(Blockvest)への差止命令を却下「証券と証明していない」

連邦裁判所がSECによるICO(Blockvest)への差止命令を却下「証券と証明していない」

連邦裁判官は、米国証券取引委員会(SEC)が提出した予備的差し止め命令を却下しました。SECは、証券取引法違反の疑惑に基づいて、ブロックチェーンスタートアップの資産差止の執行措置を講じました。

11月27日付けの判決で、米地方裁判所Gonzalo Curiel判事は、Blockvest社及び設立者Reginald.B.Ringgold氏が証券法に違反しているか、SECが証明していないと判断。Blockvest社のトークンが証券であるかは不確かだとして、資産の予備的差止命令を解除させています。これは米国の独立した司法機関によって、ICOにおいてSECの判断に背反した最初の事例となります。

SECは、10月中旬にBlockvest社とRinggold氏に対し、トークンセールを確認したとして、他のプロジェクトと共に最初に訴追しました。

BlockvestのBLVトークンは、イーサリアム・ブロックチェーンに基づいたERC20トークンです。同社は、分散型ブロックチェーンベースの資産取引所と、自律的に上位30の暗号通貨を追跡するインデックス・ファンドの構築を目的としている。資産担保型のスマートコントラクトを通じて利益を共有し、受動的な収入を生み出す仕組みです。9月末にICOプレセールを終えていました。

SECは、プレセールでBLVトークンと交流した32人の個人が効果的に証券を販売されたとして主張しました。一方、同社はこの32人がBlockvestのプラットフォームのテストを支援したに過ぎないと主張しています。これら32名のテスターは、Blockvestエクスチェンジにビットコインとイーサリアムを送金しましたが、BLVトークンはリリースされませんでした。

SECは、セールの有無は問題ではなく、オファリングそのものが証券法違反として十分であると主張、この点は裁判官も同意しています。よって争点は、BLVがユーティリティかセキュリティトークンかに移りました。裁判官は以下のように述べています;

「BlockvestはBLVトークンを一般に販売していないと主張しているが、その代わりに開発段階でテスト目的でBLVトークンを使用した。このフェーズでは、32名のテスターが合計10,000ドル以下のビットコインとイーサリアムを、Blockvestエクスチェンジに投入した。BLVトークンはプラットフォームのテストにのみ設計されたもので、32人のテスト参加者にはトークンはリリースされていなかった。」

裁判の争点は資産の凍結の可否がフォーカスされたもの、審問も短期間で行われました。その結果、裁判官が知り得た事実は、32名がテストのためにBLVを使っていた事だけでした。

結局、裁判官は、BLVトークンが有価証券であるかどうかについて判決を下さず、証拠が不十分であると指摘しました;

「現段階では、重大な事実の完全な検出と議論なしに、裁判所は、32人のテスト投資家と相互作用したBLVトークンがセキュリティであるか判断できない。原告は、32名のテスト投資家によって購入されたBLVトークンが、証券法上定義されるセキュリティだと証明できていない。」

裁判官は、BLVが証券であるか明らかではないので、資産の凍結を解除している。だが裁判はまだ終わらない可能性が高い。今回の判決は、一般的なトークンモデルがセキュリティであるかどうかについての広範な決定ではない。この問題は継続的に裁判にかけられるだろう。上級裁判所、控訴裁判所、さらには最高裁判所に進むと見る声が多い。

Ringgold氏は「一時的な拘束命令が解除されて幸いだ。プラットフォームが業界を包括する全ての法律や規制を遵守することに専念していく。」と述べています;

「この訴訟は、私たち自身の間違いによって炎上しました。私たちは、Curiel判事に提出された文書において、その間違いを認めました。とは言っても、人々に投資(Investment)を仄めかすような虚偽記載はなかった。我々は、疑われた様な間違った形で資本を調達しなかった。当社は疑われた様な(投資を仄めかす)虚偽記載を信じた投資家に証券を売却しなかった。投資家を欺く意図は一度もなかった。」

ICOが証券であるかどうかを判断する上で最も重要な側面の1つは、「投資家」が正確に何を語ったか、何を提供すると約束したかを検討することです。「Investment of money(資金の投資)」に係る記載がないか、裁判所は、関連するプロモーション資料を調べます。

SECは、Blockvestのウェブサイトとホワイトペーパーが、証券法第5条に違反して、未登録の証券の提供を提示したと主張した。しかし、Blockvestのウェブサイト上で32人のテスト投資家が「今すぐ購入」ボタンをクリックした時に、彼らがBlockvestのウェブサイト、ホワイトペーパー、およびメディア投稿を見直したことを裏付ける証拠がなければ推測に過ぎません。

Ringgold氏は、「Blockvestのウェブサイトは、今後のエクスチェンジの事前登録のために公開していた」と説明しました。また、エクスチェンジの機能に関わるテスターは、ウェブサイト上の「今すぐ購入」ボタンを進んでも、実際にはプラットフォームが未稼働なため、BLVトークンは購入できません。

しかし、「今すぐ購入」ボタンは暗号通貨を受け入れています。Ringgold氏によると、32人が、プラットフォームで様々な機能をテストして、Blockvestに協力しただけだという。

Ringgold氏は32人のテスター(投資家)の身元を知っていると述べ、彼らがプラットフォームをテストした事は明らかだと指摘しました。被告が「これは単にテスト用であり、オファーの側面を扱っていない」と主張する以上、SECは利益の期待を証明すること必要がある、と裁判官は述べています;

「ハウィーテストの1つの側面として、原告は32人のテスト投資家が“利益の期待”を含んだことを証明していない。」

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