匿名技術MimbleWimbleを実装する暗号通貨Grinのメインネット開設が1月に迫る

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匿名技術MimbleWimbleを実装する暗号通貨Grinのメインネット開設が1月に迫る

匿名技術MimbleWimbleを実装する暗号通貨Grinのメインネット開設が1月に迫る

来月を目途に、最も期待されるプライバシー(秘匿)な暗号通貨プロジェクトがローンチされます。ICOやプレマインはなく、トランザクションと同様に、プロジェクトチームも秘匿です。暗号技術「Mimblewimble」を利用する最初のネットワーク「Grin」は、暗号通貨の将来を最終的に形作る、プライバシー(匿名性)全般に影響し得ます。

暗号通貨の匿名機能は、政府、規制当局、または親密な関係者がアクセス可能なパブリックな台帳に利用可能になる中で、ますます需要が増えています。

当初、ビットコインは、十分なプライバシーを提供する匿名コインでした。しかし、分散型台帳が公開されたとき、その使用パターンとトランザクションに基づいて、特定のアドレスを追跡できる事が明らかになりました。

また、特定のノードは、トランザクションがブロードキャストされた時に、誤ってIPアドレスの詳細を露呈さえしました。最初の例が明らかになったのは、2013年にサラ・ミクルジョン氏が同僚とともに、「ビットコインの虚偽:匿名支払いの特徴付け(1*)」という論文を発表した時であり、氏は特定のオンラインウォレット、e-コマースサイト、およびその他のサービスプロバイダーとビットコインを紐づけました。

ビットコインの取引が追跡できるようになると、Chainalysis(チェインアリシス)やEllipticなどの会社が生まれました。特に2つの企業は、資金洗浄、詐欺、およびコンプライアンス違反を検出するため、公開台帳上の取引を迅速に発見し始めました。

ビットコインのトレーサビリティの「欠落」を補う、CoinJoinや他のユーザーにプライバシーを付加するサービスが誕生しました。しかし、これらのプランには依然として何かしら欠陥があり、依然として完全な匿名ソリューションは求められています。そして、1つの試みが「ミンブルウィンブル(Mimblewimble)」でした。

2016年8月、フォーラムサイトでMimbleWimbleのホワイトペーパーが概説されました。これは、プライバシーとスケーラビリティを向上させるためにサイドチェーンや拡張ブロックスキームを活用します。

MimbleWimbleは、機密トランザクションや署名方式の一つOWAS(One-Way Aggregate Signature)などプライベートなブロックチェーンを構成する概念をまとめました。

ビットコインと比較して、MibleWimbleはデータの10%しか保存する必要がないため、速度を最適化できます。MimbleWimbleは、明確なプライバシー、機能性、改良された民主的なアクセスなど、ビットコイン・プロトコルへのさらなるアップグレードについても提案しました。しかし、ビットコインの分散型設計においてMimbleWimbleの実装に向けたフォークは困難なのが実情でした。

2016年10月、別の開発者が「Grim」という暗号通貨で、MimbleWimbleの実装に取り組んでいると説明しました。MimbleWimbleを実装することで、Grinはプライバシー、代替性、スケーラビリティなどの領域を補い、真のグローバルな交換手段になる事を期待しています。Grinの主な特徴は次のとおりです。

・デフォルトでのプライバシー:完全な代替性(ファンジビリティ)を実行
・スケーラビリティ:大幅な省スペース機能による、ユーザー数やトランザクション量の拡大に伴い、他のプロトコルとマージできます。
・検証された暗号技術:Grinは証明された「楕円曲線暗号(ECC)」に依存するMimbleWimbleの機能を採用しています。
・シンプルさ:Grinのコンポーネントの監査とメンテナンスは、プロジェクトの設計が簡単に保たれ、よりアクセスしやすい
・コミュニティ先導型:このプロジェクトは、採掘分権化を促進するASIC耐性マイニングアルゴリズム(Cuckoo Cycle)を使用するコミュニティに推進されています。

Grinにはビットコインのプライバシー問題の改善に取り組んでいる、他のプロジェクトと比較して優れた特長と技術があります。それは「機密トランザクション、均一性、およびダンデライオン・リレー」です。

Grinは、機密トランザクションというフォーマットをネイティブに使用します。プライバシーに配慮して、Grinはトランザクションに関する情報をほとんど保存しませんが、保存するデータには次のものがあります。

・過去のアウトプットを参照するインプット
・アウトプットは、33バイトの文言でコミットメントを記述します。このコミットメントは、そのトランザクションに関するすべての関連情報を暗号化します。金額、所有権、および金額がマイナスではないことの証明などの情報が含まれます。
・すべてのインプット、アウトプット(取引手数料を含む)が一致していることを示す証明。

Grinはコミットメントを使用します。コミットメントは金額を埋め込む「完全な隠蔽」と呼ばれています。また、トランザクションの所有権の詳細も隠します。

Grinプロトコル内のすべてのトランザクションは、ランダムなビットのように見えます。そのため、関係者の重要な情報を追跡することが困難になります。すべてのGrin取引は統一されており、情報は非常に少なくて済み、ウォレットや人がプライバシーの保証が保たれます。

ダンデライオン・リレー(Dandelion Relay)

一般的に、暗号トランザクションは、ユーザーが接続されているすべてのピア参加者にトランザクションを送信する「fluffing(ふわふわ)」によって送信されます。しかし、IPアドレスの漏洩を防ぐために、Grinはダンデライオン(タンポポ)を使用して、fluffing前に”Stem(茎)”フェーズを追加します。これにより、ネットワーク上でランダムに選択された他のピアにfluffingの実行を委任します。

結果、ユーザーのIPアドレスの追跡がほとんど不可能になります。さらにトランザクションがStemに送信されると、それらをStem上の他のトランザクションと束ねる可能性があります。ただし、実用的な意味でこの適用はまだ見られていません。

カットスルー(Cut Through)

その名前が示すようにCut Throughは、プロトコルが費やされているときにブロックチェーンからインプットとアウトプットを切り捨てる技術です。この手法は、ブロックチェーンに格納する必要があるデータの大部分を削除できるため、スケーリングに効果的です。

GrinとMimbleWimbleは、ビットコインのプライバシーとスケーラビリティの側面を改善するために重要です。Grinのリリースは2019年1月15日に設定されています。これはMimblewimbleの能力について魅力的な洞察を提供します。

(1*)A Fistful of Bitcoins: Characterizing Payments Among Men with No Names

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