21億枚(約845億円相当)のリップル(XRP)がわずか数円の手数料で移動、Ripple社のエスクロー循環か
21億枚(約845億円相当)のリップル(XRP)がわずか数円の手数料で移動、Ripple社のエスクロー循環か
送金は一連の7つの取引からなり、合計でもわずか数円の取引手数料で処理されました。
ツイッターBot「クジラアラート」によると、大量のXRPトークンの一部はエスクローに転送されています。これにより、XRP供給量の大部分を所有している米国のRipple社が注目されています。実際、Ripple社は総供給量の60%を保有していると言われています。それに加えて、同社は2017年第4四半期に550億枚のXRPトークンをエスクローにロックアップしました。
エスクローは、各10億XRPに分割された毎月1日に期限切れになる55か月分のコントラクトを保管しています。各コントラクトが期限切れになると、XRPはRipple社に使用可能になります。しかし、毎月末に未使用のままのXRPは、55ヶ月で期限切れになるように設定された新しいエスクローアカウントに再度入れられます。
Ripple社のマーケットレポートによると、2018年Q3(7月-9月)に、エスクロー口座から30億XRPをリリース。そのうち26億XRPは新しいエスクロー口座に再び預けられ、4億XRPは「XRPエコシステムをサポートするために様々な方法で使用された」と述べていました。10月末時点のXRPのステータスは以下の通りです。
Ripple社所有量:6,886,283,931
エスクロー保管量: 52,900,000,024
循環供給量:40,205,513,967(1月2日時点:40,794,121,066)
XRP総発行量:99,991,738,974
その他のXRP資金は、Ripple社の相対取引(OTC)アドレスに移動したことを示しているようです。同社は時々、マーケットメイカー、機関、取引所などの顧客にトークンを売却することが知られています。同社の2018年Q3のXRP売却額は1億6,333万ドル(約182億9,296万円)です。仮に40円で換算すると4.5億枚となります。
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