他人のPCで仮想通貨(暗号資産)モネロのマイニングを行う「コインハイブ」は違法なのか|9日初公判
他人のPCで仮想通貨(暗号資産)モネロのマイニングを行う「コインハイブ」は違法なのか|9日初公判
- 他人のパソコンでマイニングを行う「コインハイブ」
- 仮想通貨(暗号資産)モネロのマイニングを他人のPCを使用して不正に行ったとして、全国10県警が「不正指令電磁的記録(ウイルス)供用容疑」などで計16人を逮捕・書類送検した問題に関連した裁判が、9日より横浜地裁で行われる。検察側、弁護側双方の言い分は。
警察庁によると、閲覧者のPCを無断マイニングしたとして、現時点で18歳〜48歳の学生や会社員など、全国で計16人を検挙しており、内3人が逮捕されている。
Coinhiveとは、サイト訪問者がページを閲覧している間に仮想通貨(暗号資産)をマイニングさせてサイト運営者が収益を得るサービスで、ネット広告の代わりとして作成された。
2018年8月には、ドイツのアーヘン工科大学から発表された論文内で、マイニングソフトウェア「Coinhive」により、1ヶ月で1200万円相当がマイニングされており、モネロマイニングの約1%に該当する事が明らかになった。
サイバー専門家のTroy Mursch氏は、「Coinhiveやネットマイニングソフトウェアで自分のPCが無許可でマイニングに利用されるのを防ぐためには、miningBlocker等のブラウザー拡張が有効だと述べている。
IT業界に詳しい中島弁護士によると、「他人のパソコンに対し、所有者の意図に反する”不正な指令”があったどうかが争点になる。」「一般的な解釈では、不正かどうかは社会的に許容されるかどうかになるが、コインハイブは新しい仕組みなので、裁判官によっても判断が分かれる可能性もある」という。
警察側の主張は、概ね以下の通りだ。
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