国際送金システムSWIFTがR3の「Corda Settler」を統合|仮想通貨(暗号資産)の利用やRipple社との提携についての言及も
国際送金システムSWIFTがR3の「Corda Settler」を統合|仮想通貨(暗号資産)の利用やRipple社との提携についての言及も
- SwiftがR3のブロックチェーンを統合
- 大手国際送金システム企業SWIFTのCEOは「Paris Fintech Forum」にて、自社開発の新たな決済システムGPI(グローバル・ペイメント・イノベーション)に、米ブロックチェーンフィンテック企業R3の「Corda Settler」を統合することを明かした。Corda Settlerを利用するが、仮想通貨(暗号資産)による決済ではない可能性も高まっている。
また、R3の共同創設者が今回のパートナーシップについて、「SWIFTのGPIはCorda Settlerを直接に統合し、Corda上で生じた決済のオブリゲーションを成長する膨大なGPIネットワークで決済可能にする。」と言及したことで、Corda Settlerの決済通貨として採用されたXRPの関係性を期待する動きが高まり、XRPの高騰へと繋がった。
なお、『Corda Settler』という決済アプリに関しては、R3のCEOから以下のような発言も行われている。
Corda Settlerとしても、SWIFTのGPIへ繋がることは理にかなったことだ。
GPIは国際間送金の新たな標準となっているため、Corda上で稼働するアプリケーションはGPIの利用銀行が提供する送金決済から恩恵を受けることになるだろう。
SWIFTの公式サイト
によると、このパートナーシップは、SWIFTのGPがR3のオープンソースブロックチェーンプラットフォーム『Corda』との統合となり、Cordaネットワークを利用する企業は、『GPI Link』というゲートウェイを通じてペイメントの権限を与え、その決済を可能にすることができるという。
しかし、投資家の期待感とは裏腹に、今回SWIFTとR3のパートナーシップでは、XRPを利用することではない可能性が高まっている。
一方で、以前から噂にもされていたSWIFTとリップル社との提携可能性や、SWIFTが仮想通貨(暗号資産)を送金決済で利用する推測などについても、同Fintechフォーラムにて、両社のCEOは登壇し、会話を交わした。
リップル社のCEOを務めるGarlinghouse氏は、このように両社の関係性や将来性について話した。
なので、現在では仮想通貨(暗号資産)と法定通貨の変更にメリットを見出せない。
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