米SECへスター・パース氏、ICO規制におけるハウィテストの弊害を指摘「イノベーション全てを抑制している」

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米SECへスター・パース氏、ICO規制におけるハウィテストの弊害を指摘「イノベーション全てを抑制している」

米SECへスター・パース氏、ICO規制におけるハウィテストの弊害を指摘「イノベーション全てを抑制している」

SEC(米国証券取引委員会)のHester Peirce(へスター・パース)コミッショナーによる最新のスピーチは、ICO(イニシャルコインオファリング)に対する現行の規制に異を唱え、Howeyテストによる判断が、合法的なプロジェクトさえも否定しかねないと述べました。

2月8日、ミズーリ大学ロースクールで行われた集会「イノベーションと起業家精神を育みつつ、パブリックを守る:最適規制の第一原理」でのPeirce氏のスピーチは、仮想通貨にフレンドリーな規制を強く求めていることを示しています。

Peirce氏の発言の大部分は、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)をどのように規制するかに関するものでした。SECが最終的にイノベーションの抑制をもたらす可能性があると、彼女自身の不満がその発言に現れていました。

ハウィーテスト(Howey Test)がセキュリティ(有価証券)を判断する上で意味がある様に扱われていますが、Peirce氏はこれに疑問を呈しています。多くのトークンセールに適していますが、そうでない場合もあるという。ハウィーテストは、1946年の「SEC対W. J. Howey社事件」に由来しており、テストは4つの項目を持っています;「誰かが『一般企業』に『自分の資金を投資』し、『プロモーターか第三者の努力のみ』から『利益を期待』するように導かれる」

Peirce氏は、トークンオファリングのすべてをカバーするために新しいフレームワークを開発する必要があるかもしれないと示唆しています。特に、トークンがセキュリティであるかもしれないが、プラットフォーム(企業)の機能に直接使用されるようなケースです。

例えばPeirce氏は、SECが要求する証券規制を遵守できないと判断して、投資家に1億3,300万ドル(約150億円)の返還を(自主的に)余儀なくされたBasisプロジェクトを例示しています。

Peirce氏は、Basisプロジェクトの問題に暗に共感して、「特定のプロジェクトのメリットや証券法がどのように適用されるかについてコメントしませんが、明らかに合法的なプロジェクトが進行できない場合は私のアンテナが反応します。証券法が彼らを実行不可能にしています。」と述べました。

KIN(キン)トークンのICO(イニシャル・コイン・オファリング)もまた、未登録の証券販売で証券法に違反したとして、SECによる強制措置の通知が出ています。メッセージングアプリKikのKINトークンも、Basisプロジェクトと同様の問題に直面している可能性があります。

Peirce氏はKikのようなプロジェクトを例示する一方で、具体的は言えることはないと述べました。KINトークンはすでにKikエコシステムのアプリケーションでユーティリティトークンとして使用されています。

「マイニング、開発サービスの提供、またはその他のタスクを通じて、トークン環境で個々が果たす役割を考えると、SECはHoweyネットをそれほど広くキャストしないように注意しなければなりません。それは『他者の努力』を完全に呑み込むものです。」

先月のウォールストリートジャーナルのプロフィールで、Perirce氏は自分自身を「放し飼いのお母さん(free-range mother)」と表現しました。一方でSECは、あまりにもエキゾチックまたは危険に見える投資から大勢の人口を保護しようとする「ヘリコプターのお母さん」と称されました。

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