今月末に「大型アップグレード」を控える仮想通貨イーサリアム、脆弱性を取り除くPetersbergとは

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今月末に「大型アップグレード」を控える仮想通貨イーサリアム、脆弱性を取り除くPetersbergとは
 

今月末に「大型アップグレード」を控える仮想通貨イーサリアム、脆弱性を取り除くPetersbergとは

延期されたアップグレード成功のために用意された解決法とは
大型アップデートにおける脆弱性が原因で2月27日前後に延期されたイーサリアム、解決案として二段階のアップグレード実装が予定されている。本文では「コンスタンチノープル」に向けた最新状況をまとめる。

新たな日程としては、すでに2月27日前後が設定されている。(ブロックナンバー:7280000)

EIP 1283は、スマートコントラクトがネットワーク上で、どのように保存されるかを分析し、必要なだけの手数料「ガス(GAS)」を計算する事で、手数料を大幅に引き下げる機能を持っている。

この機能が実装されると、ネットワークの攻撃者は、イーサリアムの短期メモリに保存されても、ブロックチェーンに到達しない脆弱性を持った、手数料の引き下げられたスマートコントラクトに、何度も再入し「永久に資金を引き出す」ことを可能にすることにつながると言われている。

しかし、EIP 1283のコードを修正する時間を考慮すると、予定されている「コンスタンティノープル」実装をさらに長期間延期することになると判断した開発者チームは、基本的にEIP 1283を除いた残り4つのEIPからなるハードフォークを実施することに合意する。

これが稼働中のイーサリアムネットワークからEIP 1283を削除するために特別に設計された2次アップグレード、ニックネーム「Petersberg(ピーターズバーグ)」である。 

月末に控えている「コンスタンティノープル」は、同時に実行される2つの別々のアップグレードで構成され、メインネットへ導入される。まず初めに、すべてのオリジナルEIPを含むアップグレード、コンスタンティノープルが行われ、同じブロック上で、二番目のアップグレード、セキュリティ問題であるEIP 1283を削除する「Petersberg」が行われる。この時点で、Petersbergは即座にコンスタンティノープルに取って代わるという。

この戦略は、イーサリアムチームのPéter Szilágyi氏によって提案されたものだが、既にコンスタンティノープルのアップグレードを完全な形で実装したテストネットやプライベートネットが、ブロックを遡ることなしに、容易に修正を行えるようにと配慮されたものだ。

イーサリアム財団の開発者関係担当のHudson Jameson氏はCoindeskの取材に応じて、Petersbergのメインネット上へのリリースに関するテストはすべて完了し、GethやParityという主要なクライアントも、合意されたブロックナンバーで、実装する準備ができていると話した。

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