SBI北尾社長インタビュー『仮想通貨(暗号資産)(ビットコイン)市場の将来性とリップルの展望』
SBI北尾社長インタビュー『仮想通貨(暗号資産)(ビットコイン)市場の将来性とリップルの展望』
- SBI北尾社長インタビュー
- 国内最大手のネット証券「SBI証券」や、ベンチャー投資事業などを運営する金融コングロマリットのSBIグループは、仮想通貨(暗号資産)取引所「SBIバーチャル・カレンシーズ」など、仮想通貨(暗号資産)事業にも注力している。同グループの北尾吉孝CEOに、仮想通貨(暗号資産)メディアCoinPostでインタビューを実施。仮想通貨(暗号資産)リップル(XRP)の展望などを伺った。
- 目次
今後の市場規模がどうなるかはともかくとして、デジタルアセットの時価総額は、2018年1月頃のピークと比べると80%ぐらい下がっていて、これで終わりだという人も中にはいる。
しかし、僕は全くそう思っていません。その一つの理由として、我々が力を入れている「XRP」がある。
Ripple社の仮想通貨(暗号資産)を含めて、DLT(分散台帳技術)のテクノロジーを使用して、国際送金に利用するプラクティカル・ユース(実用性)がどんどんと広まってきており、すでに海外大手の「サンタンデール銀行」など、何行かの銀行は実際に動き始めています。
したがって、そういった意味では、国際送金分野でRipple社の技術を中心として、次第に「XRP」も使った形で利用されるようになっていくのではないかと。仮想通貨(暗号資産)は”実需”がないと厳しいものがありますが、今後はしっかりとした”実需”が生まれてくると考えています。
僕の本でも書いたように、仮想通貨(暗号資産)について「ファンダメンタル・バリュー(企業の実体的かつ基礎的な価値)」という意味では、ゼロです。
ビットコインというのは、基本的にバリューはない。ビットコインがどんどん実用で使われるようになるということは、あの値段になってくると簡単ではないでしょうね。だから仮想通貨(暗号資産)の中では「XRP」が、おそらくナンバーワンの暗号資産になってくるのではないかなと思っています。
そして、それをさらに確実な流れにするためにどうすれば良いのかということで、取り組みの1つとして、世界にある300ぐらいの金融機関や、セントラルバンクが入っている米国R3のコンソーシアムに参加しているし、運営主体であるR3にも、我々は外部最大株主として入っている。
昨年まで、Ripple社とR3社が訴訟で争っていたんですが、外部株主として和解するように説得し、協力し合うような態勢を築くことを目指してやってきた。
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