マイニング機器製造大手Bitmain、ジハン・ウー氏がBitmainを離れて新プロジェクト設立という報道を否定
マイニング機器製造大手Bitmain、ジハン・ウー氏がBitmainを離れて新プロジェクト設立という報道を否定
最近、Primitive Ventures(プリミティブ・ベンチャーズ)の創設パートナーであるDovey Wan氏は、ジハン氏、ビットコイン・キャッシュ(BCH)と分散型金融(DeFi)に重点を置く自身の会社の立ち上げを計画しているとツイートしました。
さらに先月10日、関係者の情報をもとにサウスチャイナ・モーニング・ポストは、ジハン・ウー氏がBitmainのコア事業(ビットコイン・マイニング関連)から離れ、会長として最終的な決定権を持つ立場に移行する可能性があると伝えていました。後任のCEOには、ビットメインで製品エンジニアリング部長を務めるハイチャオ・ワン氏が就くとされました。
昨年末には、Bitmainが戦略的縮小を進めているとされ、将来的にマイニング事業と継続的なキャッシュフローを見込める事業を残し、他の新規事業を廃止する方針であると伝えられました。廃止される事業には、ジハン氏が統括してきたBCH関連事業や、AI事業が含まれるとも一部で伝えられました。
これらの問題についてCoinNess.comがBitmainに確認した所、Bitmainは「2018年末に事業戦略に従って通例の人事調整を実施したが、近い将来に新たな調整は予定していない」と述べたという。
さらにCoinNess.comは先述の報道に基づいて「ジハン・ウー氏が完全にBitmainを辞めるのではなく、Bitmainのコア事業を離れるとの報道の真偽」を聞いた所、Bitmainはこれを「ピュアなデマ」と一蹴したという。
昨年末以来、Bitmainとジハン・ウー氏は、数々の噂が囁かれてきました。Bitmainは18年9月に提出したIPO(新規株式公開)申請について、HKEX(香港証券取引所)の承認審査を待っており、審査期間は最大6か月とされています。
18年11月には、ウー氏が同社の取締役会から除籍されたと報じられました。12月初旬には、Bitmainが資金繰りに苦しみ、保有しているコインの売却を計画していると噂されました。当時ウー氏は、以下のツイートで「正確な情報に基づいて行動するよう」忠告しました。
その後、ジハン氏はツイートで、Bitmainの新製品のリリースや、イーサリアムの共同創設者ヴィタリク・ブテリン氏のプロダクトリリースを祝福するなどしています。ビットコインキャッシュ(BCH)は時価総額2635億円で市場6位、過去30日間で5.9%回復しています。
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