米Nike(ナイキ)が「cryptokicks(クリプトキックス)」で商標登録を申請│仮想通貨事業に参入か
米Nike(ナイキ)が「cryptokicks(クリプトキックス)」で商標登録を申請│仮想通貨事業に参入か
19日に提出された商標出願は、オンラインコミュニティのメンバーが使用する仮想通貨を説明している。また、スニーカーやスポーツウェアのオンライン市場、掲示板などの機能を備えた会員専用のウェブサイトについても記述します。
ナイキの急成長を遂げているデジタル事業の投資を拡大しており、商標の申請はその一環と見られています。同社は、製品をより早く市場に投入し、消費者とのつながりを高めることを重視したコアビジネス戦略の一環として、Eコマースとモバイルセールスに投資しています。
先月、ナイキはデジタル事業が四半期売上高で初めて10億ドルを記録した事を発表しました。前年同期比で36%の増加となります。
現時点でナイキの計画の詳細は不明ですが、商標弁護士のJosh Gerben氏によると、商標出願は同社が仮想通貨を真剣に検討している可能性があります;
「背後にはある程度のビジネス上のアイデアがあるはずです。過去にナイキは投機的な出願をした事はありません。」
3月にナイキは、「Footwear」と「Software」を掛け合わせた「Footware」という商標を申請しました。これは、セルフレースシューズとデジタル製品への同社の期待を反映しています。スポーツ専用のセルフレースシューズ(ヒモなし自動調整シューズ)は、ユーザーがスマートフォンで靴ひもをきつく締め、固定することができます。
Gerben氏によると、競合他社は30日以内に商標出願に反対する事ができます。米国特許商標庁も申請を審査します。承認されれば、ナイキは4年間「cryptokicks」という名称の権利を得ます。
「完全に権利を取得するために、商標を商業的に使用する要件があります。」とGerben氏は述べています。
一般的に商標は、商品またはサービスの知的財産権を示し、商品またはサービスを他のものと区別します。商標は各国の知的財産室に登録され、他国のビジネス管轄でも出願される可能性があります。
仮想通貨の世界では、2011年に「Bitcoin」がMagellan Capitalという会社に商標出願されました。すぐにBitcoinコミュニティから一連の抗議に遭い、Magellanは申請を撤回しました。
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