バイナンスの分散型取引所、米国ほか28ヵ国からのアクセス制限へ|規制当局による制裁を懸念か
バイナンスの分散型取引所、米国ほか28ヵ国からのアクセス制限へ|規制当局による制裁を懸念か
- Binance DEX、米国にアクセス制限
- 仮想通貨取引所バイナンスは、同社のDEXサービスの利用制限対象国に、米国を新たに追加した。先日行われたフォーラムでのSEC高官の発言が要因か。
Binance DEX、米国にアクセス制限
世界最大の仮想通貨取引所Binanceは、同社の分散型取引所(DEX)の利用制限に関する対象国をアップデート。新たに米国が追加された。なの日本はこの利用禁止リストに入っていない。
Binance DEXへアクセス不可となる対象国は、以下の28カ国だ。
Binanceが新たに米国をアクセス制限の対象国に加えた背景には、米時間金曜日に開かれたSEC主催の「フィンテックフォーラム」での、米国証券取引委員会(SEC)の高官による「海外取引所に対して取り締まることが可能だ」との発言が要因になったと推測される。
Binance側としては、米国へDEXサービスを提供をすることで、EtherDeltaの事例のような事態を招きかねないため、撤退を決定した可能性は十分に考えられるだろう。
一方、米仮想通貨メディアThe Blockの取材によると、米最大手のCoinbaseは現在DEXの開設を計画していない。理由として、「規制環境が明確でない」とのことだ。
つまりCoinbaseはBinanceのように、SECの仮想通貨に対する規制方針を懸念し、米国における事業を目論まない(あるいは撤退)との結論に至ったと考えられる。
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