続発する仮想通貨不正流出事件の裏側、取引所のセキュリティ担当が本音を語る

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続発する仮想通貨不正流出事件の裏側、取引所のセキュリティ担当が本音を語る
 

続発する仮想通貨不正流出事件の裏側、取引所のセキュリティ担当が本音を語る

ビットバンクのセキュリティ責任者が見る取引所セキュリティの現状
国内取引所で発生した30億円相当の不正流出事件について、bitbankセキュリティ責任者が有識者の東氏と配信で対談。「安定度が高いのはビットコイン、面白い仕組みはリップル」などと言及した。

セキュリティの専門家が語る「取引所セキュリティ」の裏話

「仮想通貨」というワードを聞くと次に「セキュリティ」のことが頭をよぎるのは、先週ビットポイントの不正流出事件が発生したからだけではないだろう。過去、マウントゴックス事件を皮切りに、今回の事件を含め直近2年間では大きなハッキング事件が国内で発生している。

しかしながら、仮想通貨の理解にはその技術的理解を含むがゆえに、不正流出事件の発生要因や再発防止に関して、たとえ普段から仮想通貨に慣れ親しんでいる人であっても正しく理解している人は少ない。

今回の事件は、ビットポイントが保有するホットウォレットから計30億円相当の複数種類の仮想通貨が不正流出した。具体的な攻撃手法は公開されていないが、被害額を全額補償する旨の発表を行っている。

実は正しく理解されていないホット/コールドウォレット

ハッキング事件はゼロにはならない。一方で

ハッキング事件が起こりやすい日本特有の状況

これに対してアンダーウッド氏は、ホットウォレットを「インターネットに常時接続されている場所に秘密鍵が保管されているウォレット」と定義する。通常秘密鍵を知っていれば、そのウォレットにアクセス可能であるが、その鍵(実際には文字列)がインターネットに常時接続された環境下で保管されているということを意味する。

そして、「デジタルセキュリティ」と「物理セキュリティ」の2つのセキュリティを考える必要性に言及する。「物理セキュリティ」とはウォレット自体やその秘密鍵を物理的に紛失するリスクや管理者が死亡したり会社がテロリストに狙われるリスクに関するものだ。

今年初めにカナダの取引所でCEOの死亡(諸説あるが)によって取引所ウォレットにアクセスができなくなったケースが報告されている。犯罪で狙われるリスクは特に取引所関係者であれば高いのは想像に難くない。実際に同氏の所属するBitbankでは秘密鍵を所持する人物同士は飛行機を別々に乗るなどといったリスクヘッジを行なっている。

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