アルゴランド(ALGO)がシャリーア認証を取得、Liquefyは10億ドルの不動産トークン化で湾岸ファミリーと提携
アルゴランド(ALGO)がシャリーア認証を取得、Liquefyは10億ドルの不動産トークン化で湾岸ファミリーと提携
バーレーンに拠点を置くイスラム諮問機関シャリーア・レビュー・ビューロー(SRB)に付与された認証により、Algorandは、経済交流などのプラットフォームを使用するイスラムの機関に開放される。
2017年のマレーシア国際イスラム金融センターの調査によると、イスラムの投資家のネットワークには、700億ドル以上の資金がある。アルゴランド財団のスティーブ・コキノスCEOは以下のように述べた。
「Algorandのビジョンは常に包摂的です。イスラム金融市場の急速な成長に伴い、先見性のあるイスラム企業が、金融ガイドラインに適合したプラットフォームで新たなビジネスチャンスを実現することを楽しみにしています。」
アルゴランド財団はSRBを独立シャリアアドバイザーとして迎え、資金調達の手順でネットワークがシャリーアに確実に準拠するよう管理する。Algorandで構築された分散型アプリケーションはそれぞれ、SRBによるシャリーア準拠金融の評価と審査が必要となる。財団は、Algorandネットワークの開発を継続する中でシャリーア認証を維持管理する。
バーレーン中央銀行の認可を受けたSRBは、14年以上にわたってイスラム金融市場にサービスを提供してきた。19か国に備えた学者により、シャリーア認証・監査サービスは世界的に認められている。事業フィールドはP2P融資の認証技術から、石油備蓄のデジタル収益化、不動産のデジタル資産のトークン化まで多岐にわたる。SRBのヤセル・S・ダラウィCEOは以下のように述べた;
「イスラム金融市場において、Algorandユーザーの将来の野望をサポートする準備ができている。」
21日、セキュリティトークンの発行プラットフォームLiquefyは、ある湾岸のトップファミリーのコンソーシアムとの提携を発表した。Liquefyは約10億米ドル相当の不動産デジタル証券プロジェクトの技術プロバイダーとなる。
デジタル化される最初の資産はロンドンの富裕なメイフェア地区に位置する高級ホテル(6億ドル相当)。このセキュリティトークンは、Liquefyブロックチェーンネットワーク上で発行される。LiquefyのAdrian Lai CEOは以下のように述べた;
「ブロックチェーン技術の進歩に伴い、不動産セクターのデジタル証券化への関心が高まっています。取引規模とパイプラインはこの1年間で指数関数的に成長しました。」
今年初め、香港を本拠とするLiquefy(リキーフィ)は、ドバイをフィンテックのグローバルリーダーとして推進するため、Sheikh Saeed bin Ahmed Al Maktoumのプライベートオフィス、及びSEEDグループとパートナーシップを発表した。Liquefyは、ドバイで事業を展開し、デジタル証券規制に関してドバイ、UAE政府、DFSA(ドバイ金融サービス機構)と協議し、デジタル証券プロジェクトで民間部門と協力する。
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