イーサリアム、ネットワーク全体のアップデート対応状況は約25%

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イーサリアム、ネットワーク全体のアップデート対応状況は約25%

(Image: Shutterstock.com)

Ethereum財団は11月20日、Ethereumの次期アップデート「イスタンブール」(Istanbul、EIP-1679)の告知を行った。イスタンブールはEthereumの第906万9000ブロックにて適用される。イスタンブールに向けた各種ネットワーク状況を集計しているethernodes.orgによると、直近のブロック生成時間(14.4秒)から計算したハードフォークの予定時刻は日本時間12月7日朝5時頃だ。

ハードフォークの実施までに、ノード運用者はクライアントの更新を行う必要がある。Gethを始めとした7種のEthereumノード運用ソフトウェアはイスタンブール対応版をリリースしている。11月21日時点で、Ethereumのネットワーク上で稼働中のノードのうち、約4分の1がクライアントを更新済み。実施時刻はブロック生成状況により前後するため、Ethereum財団は12月1日までには更新を行うことを強く推奨している。

イスタンブールのアップデート項目はEIP-1679にまとめられている。最終的に下記の6項目が採択された。アップデート後、既存のブロックとは後方互換性がなくなるため、ハードフォークとなる。なお、当日までに不測の事態が発生した場合、実施日を1か月繰り下げる。2020年1月8日を予備日として設定している。


    【イスタンブールのアップデート項目】

  • EIP-152
    EVMへのBLAKE2b Fプリコンパイルの追加
  • EIP-1108
    alt_bn128プリコンパイルにおけるガス代の削減
  • EIP-1344
    EVMに現在のチェーンIDを返す命令コード「ChainID」を追加
  • EIP-1884
    木構造のサイズに基づいたEVM命令コードのガス代調整
  • EIP-2028
    トランザクションのCalldata内のガス代を1バイトあたり16ガスへ削減
  • EIP-2200
    EVMのSLOAD命令のガス代変更に伴うSSTORE命令のガス代の再調整
    EIP-1283EIP-1706を統合した代替案

イスタンブールの実施後には、当初イスタンブールで計画されていた項目を分割したアップデート「ベルリン」(Berlin、EIP-2070)が控えている。現時点では実装項目の候補が挙がった段階で、実装時期や仕様の確定はイスタンブールの実施後に議論される予定だ。

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