リップル(XRP)の価格が9.5%の下落-2017年以来の安値水準へ
リップル(XRP)の価格が9.5%の下落-2017年以来の安値水準へ
2019.12.17 10:28: 0.20497 USD
2019.12.17 17:20 0.19335 USD
■期間中の下落率
5.7%
上記の画像は、直近のXRP/USDのチャートです。リップルの具体的な価格変動は以下の通りなので、最初にチェックしておきましょう。
しかし、リップルの価格は前日(16日)の18:00頃より一貫して下落傾向にあります。16日17:15時点価格は、1 XRP = 0.21590 USDでした。これを17日17:20の価格と比較すると、24時間下落率は約10.5%となります。
リップルの最近の相場は比較的安定していたものの、17日になって一気に動いたといえるでしょう。
17日に入ってリップルの価格が一気に下落した原因について見ていきましょう。
実際のチャートから価格下落の原因を分析してみましょう。上記に掲載したチャートは、XRP/USDの5分足チャートです。ここから気になるポイントをチェックしていきます。
価格の急落が発生する前は、緩やかな下降トレンドの中で下降ウェッジを形成していたように見受けられます。
下降トレンド中の下降ウェッジは、ブレイクするとさらに価格が下がることが多く、セオリー通りの動きと見ることができるでしょう。
急落後に利確などの決済が発生したと考えられ、一度価格が持ち直しています。しかし、その後は0.204 USDに付近にあったサポートラインに支えられつつも上値が徐々に切り下がっていることがわかるでしょう。
ここから、ディセンディングトライアングルを形成していると判断できます。17日10:00頃にこのディセンディングトライアングルをブレイクアウトし、再び大幅な下落を見せました。
17日10:00頃に発生した2度目の急落が終わった後は、再び利確やストップロスの決済に伴って値を戻す動きを見せたものの、再び下落傾向にあります。
直近のサポートラインは0.1933 USD付近と考えられ、上値が徐々に切り下がっていることから再度ディセンディングトライアングルを形成していると判断することもできるでしょう。
直近のチャートから考えられる今後の値動きは以下の2パターンです。
ディセンディングトライアングルを形成中にみえるものの、これがダマシとなってレジスタンスラインとして機能している下降トレンドラインをブレイクアウトする可能性があります。
もし、チャートの終値が下降トレンドラインを上回った場合はこのパターンに注意してください。
もう1つのパターンが、セオリー通りディセンディングトライアングルを形成する動きとなり、いずれブレイクアウトしてさらに下落するというものです。
この場合は、サポートラインに支えられつつ徐々に上値が切り下がる動きが継続するのでしっかり注目していきましょう。値動きの幅が狭まってきたら、ブレイクアウトに注意してください。
最近落ち着いていたリップルの価格が、17日になって大幅に下落する動きを見せたため、今後が気になることでしょう。エントリーのタイミングを見計らっている人は、チャートの動きに注目しておくことをおすすめします。
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