仮想通貨(暗号資産)分析Clovr「ビットコイン鯨はメジャーアルトの保有割合を高めている」
仮想通貨(暗号資産)分析Clovr「ビットコイン鯨はメジャーアルトの保有割合を高めている」
富の配分状況を算出
クジラ(大口投資家)が所有するビットコイン(BTC)を割合が減少している一方で、主要アルトコインのクジラの所有率が増加しつつあることが分かった。
本データは、仮想通貨(暗号資産)の分析を行うclovrが発表。主要銘柄銘柄4つと時価総額トップ100のイーサリアムトークン(ERC20)について、取引所外の14万アドレスを比較・分析し、富の配分状況を調査したものだ。対象の仮想通貨(暗号資産)はビットコイン、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)となる。
本調査では、クジラになるために必要なアカウント数、資産が最も多いアカウントの仮想通貨(暗号資産)保有率、資産の多いアカウントトップ10の仮想通貨(暗号資産)保有率等のデータを算出している。また、所得や資産格差(不平等さ)を示すジニ係数も計算した。ジニ係数は0〜1で表わされ、0だと完全均等状態、1だと完全に不均等な状態を意味する。
一方イーサリアムとビットコインキャッシュは、2018年と比較し富の偏在化が進んでいる。ライトコインは2018年と変化がないが、ビットコインのクジラが保有する量は減っている一方で、他の銘柄は大口投資家の占有率が高まっている。本レポートでは参考情報として、2018年における米国の収入のジニ係数を掲載しているが、その数値は0.49で過去最高だったという。
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