メールアドレスでビットコイン決済が可能に コインベースが特許取得
メールアドレスでビットコイン決済が可能に コインベースが特許取得
コインベースのCEOであるブライアン・アームストロング氏が、ビットコインをメールと同じくらい簡単に送金できるシステムの特許を取得したことが明らかになりました。
このシステムでは、ウォレットアドレスにリンクしたメールアドレスを使ってビットコイン決済を行うことが可能とのことです。
送信者が仮想通貨(暗号資産)の送信リクエストをメールで送信すると、システムが自動的にウォレットの残高から受信者のメールアドレスに対応するウォレットに送金します。
このシステムの決済完了には、受信者が支払いを確認してから48時間が必要となります。
決済待ちの仮想通貨(暗号資産)は、対応したウォレットにリンクしたメールアドレスでしかアクセスできない安全な金庫に保管されます。
コインベースは2012年から総額20億ドル以上の決済手数料を獲得していますが、今回提供するEメールシステムではユーザー手数料は無料です。
マイニングの手数料は取引所が負担するとのことです。
外部ウォレットへの決済も可能ですが、この場合は手数料がかかると見られています。
特許の申請内容によると、ビットコインにのみ言及しており他の仮想通貨(暗号資産)の取り扱いについては言及されていません。
おそらく他の仮想通貨(暗号資産)の取り扱いについても大きな障害はないと見られています。
メールプロバイダに関する制限もないと見られており、ユーザーは希望すれば既存のメールアドレスの利用も可能です。
このEメールシステムには、ユーザーがリンクした銀行口座から法定通貨を使ってアプリ内でビットコインを取り扱うための取引機能も含まれています。
コインベースのビジョン
コインベースが今回取得した特許を使って新たなサービスを提供を計画しているかはどうかは、明らかにされていません。
コインベースは最近、他に2つの特許を取得しています。
一つはユーザーの口座が国際法と国内法に準拠していることを保証するためのアプリケーション、もう一つは法律に準拠していない口座を閉鎖するための執行プロトコルについての特許です。
Eメール取引システムは、初心者レベルのユーザーでも簡単に仮想通貨(暗号資産)の取引を行うことが可能です。
今年8月、アームストロング氏は、包括的な金融システムを構築したいと述べています。
「コインベースが目指しているビジョンは、次の10年で世界中の人々やビジネスのためのより大きな経済的自由を構築することです。」
Eメールアドレスで簡単に仮想通貨(暗号資産)が送金できるようになれば、仮想通貨(暗号資産)の利用がより身近な決済手段になる可能性があります。
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引用元:https://cc.minkabu.jp/news/4592
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