「厳寒の冬」続いたアルトコイン市場、2019年のBTCドミナンスは17%上昇
「厳寒の冬」続いたアルトコイン市場、2019年のBTCドミナンスは17%上昇
ビットコインのドミナンス、2019年は継続して上昇
仮想通貨(暗号資産)市場における時価総額のうち、ビットコインの割合がどれくらいを占めているかを示すドミナンス(市場占有率)は年間通して上昇し、記事執筆時点で69%付近に位置している。
ビットコインのドミナンスは、2017年ごろからアルトコイン価格が急騰したことで急低下し、仮想通貨(暗号資産)市場全体がバブルとして過熱した2017年末にはドミナンス35%前後まで低下した。
仮想通貨(暗号資産)市場全体に先行き不透明感が強まる中、基軸通貨であり、相対的に好調に推移するビットコインに一極集中する「アルトドレイン現象」などで一層の冷え込みを見せた。
これに並行してビットコインのドミナンスは、2018年初頭から多少の変動はありながらも継続して上昇する形となり、一時70%を超えるまでに達している。これは2017年6月以来の水準であり、およそ18ヶ月ぶりの事態だ。
ICOへの規制が強化
米SEC(証券取引委員会)は10月に、仮想通貨(暗号資産)EOSの発行企業「Block.one」に対して、未登録のICOを行なっていたとして総額2,400万ドルの罰金を課したことを公表している。
また、ドミナンスを計算する際に通貨の流動性を考慮すると、ビットコインのドミナンスは実質的に90%に達しているとの指摘もある。
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