コロナで変わる金融市場、ビットコイン最大のチャンスに=BitMEXアーサーCEO

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コロナで変わる金融市場、ビットコイン最大のチャンスに=BitMEXアーサーCEO
 

コロナで変わる金融市場、ビットコイン最大のチャンスに=BitMEXアーサーCEO

コロナが変える世界金融システム

コロナの感染拡大により、短期間に生活が一変してしまったように、その生活の基盤を支えてきたお金に関する「フィクション=創作されたストーリー」も劇的に変化することになるため、どの「フィクション」が信頼に値するか、予測することが重要だと訴えている。

ヘイズ氏は、社会におけるマネーの役割を、「商品やサービスを生み出す労働と資本の効率的な交換を可能にするためのフィクション」と定義し、現代社会が円滑に機能するのを支えるためにはこのようなフィクションが不可欠だと述べている。

現在の米ドルを基軸とした国際通貨体制は、第二次世界大戦後、経済復興のために欠かせない為替相場安定のメカニズムとして確立され、1971年までは、ドルと金の交換が保証された固定為替相場制の形式をとっていた。米ニクソン大統領(当時)により、この金・ドル本位制は終わりを告げ、ドルの価値は米政府に対する「完全な信頼に依存」することになる。

米ドルは世界貿易の基軸通貨であり、原油など全ての原材料・商品はドル建てで取引されていることが、ドルの強さを支えている。しかし、その強さが仇となり、世界経済の基盤を大きく揺らがせ、ついには破壊することにつながると、ヘイズ氏は警告する。

3つのフィクション

インフレと世界経済リセット後の新しいシステム

そのため、他国が財政出動のために自国通貨を大量に発行すると、対米ドルの通貨価値は下がり、大規模なインフレが発生してしまう懸念があると指摘した。

1970年代の石油危機の際、高騰した金価格に対処するため、FRBは金所有の魅力がなくなるほどの大幅な金利引き上げを行ったが、今回はその選択肢は使えない。

コロナ危機に対して政府と中央銀行は大量の財政出動を行うなど、あらゆる手段を講じているが、コロナから世界が回復するにつれ、供給が限られている資源(食料、製品など)に対し、無限に近い量の法定通貨が流通している現実が突き付けられることになると、ヘイズ氏は言う。需要と供給のバランスを解決するため、政府は前代未聞とも言える財政刺激策に乗り出すことになると言う。

「地球規模のシャットダウン」の間に、多くの国の経済の60%から80%を占めると言われる中小企業も大きな打撃を受けるため、商品の供給はますます不足していく。世界的なインフレの回避は困難だろう。

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