無担保ステーブルコインプロジェクト、テラ(Terra)のロードマップ

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無担保ステーブルコインプロジェクト、テラ(Terra)のロードマップ

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無担保ステーブルコインプロジェクト、テラ(Terra)のロードマップ

無担保ステーブルコインプロジェクト、テラ(Terra)のロードマップ

注目のステーブルコインプロジェクトであるテラ(Terra)の最新ロードマップ「Terra Roadmap 2020」が2020年8月31日、Terraの公式Medium「Terra Money」にて公開されました。

ロードマップでは、Terra Coreのメインネット4回目、5回目のアップデートとなる「Columbus-4」と「Columbus-5」のリリーススケジュールとその内容、それに関連するツールおよびプロジェクトなど、Terraの今後の展開に関する概要を解説しています。

これまでのTerraとこれからのTerra

Terraのブロックチェーンは過去18か月間、他のステーブルコインとの差別化を図るために、Eコマースやマーケットプレイスでの使用を重視し、電子商取引のためのリテール決済(小口決済)を注視しながら開発を進めてきました。その結果、200万人のユーザーを抱えるまでに成長しました。
Terraはより多くのユーザーを獲得するために、次のステップとしてさまざまなアプリケーションが構築できるオープンプラットフォームへと移行します。Terra Coreは、次の2つのアップグレード「Columbus-4」と「Columbus-5」で、2つの大きな変更が実施されます。

Columbus-4では、CosmWasmのスマートコントラクトが追加され、Terra Coreがより表現力豊かになります。

Columbus-5では、他の複数のブロックチェーンとのメッセージ・バス(メッセージ経路)を作成するためのShuttleブリッジモジュールが追加され、より相互運用性が高くなります。ShuttleとColumbus-5の詳細については、タイムラインや開発の進捗状況が明らかになり次第、後日のロードマップの発表で公開される予定になっています。

Columbus-4とは?

Columbus-4では、ユーザーはTerraブロックチェーン上にスマートコントラクトを書いてアップロードすることができるようになります。透明性の確保とロジックにより完全に分散化されたエージェントを可能にします。それにより開発者はTerraブロックチェーンのユニークな利点 (ネイティブの安定したコイン、オラクル価格、オンチェーン・スワップなど) を活用した分散型アプリケーションを作成することができるようになり、Terraはより進化します。

Terraのスマートコントラクトは、業界標準となりつつあるWebAssembly上で実行されます。その選択は、WebAssemblyの持つコンパクトなフォーマット、最適化の可能性、多様な言語サポートにより、複数のブロックチェーンを横断して動作する高性能のスマートコントラクトをサポートするための理想的な環境になります。
Terraのスマートコントラクトは、Mozillaが支援するオープンソースのシステムプログラミング言語「Rust(ラスト) 」で記述されます。Rustは、高速でメモリ効率が高くランタイムやガベージコレクタがないため、メモリの安全性を自動的に保証するなど、効率的で堅牢なコントラクトを記述することに優れています。また、Terraのスマートコントラクトは、クレート(ライブラリ)をインポートすることもでき、Rustのプログラムを再利用することができます。

これは、Terra Coreの新しいWASMモジュールに搭載されているCosmWasmとの統合によって実現しました。CosmWasmは、Cosmos SDKベースのブロックチェーンにおけるスマートコントラクト実行プラットフォームで、サンドボックス化されたWebAssemblyランタイムを埋め込むことを可能にします。

ブロックチェーン追加機能

Terraはさらに、RC-0.4 .3リリース候補版 の適切なガバナンスプロセスを通じて、次の重要な機能提案を追加する予定です。

  • インフレを可能にするmintモジュール
  • ユーザーがアカウント権限を委任できるようにするメッセージ認証モジュール
  • オラクル為替レートと投票報酬に関するロジックの重要な改善

これらの機能については、2020年9月時点で検証結果と適切な修正について監査中です。

その他の関連ツールとプロジェクト

Terra Coreのアブッデートのほかにも、開発者が迅速かつ効率的にアイデアから製品に移行できるように、最高の開発者エクスペリエンスをサポートするために、Terraで使用可能なツールがいくつかローンチされる予定です。

Houston

Houston(ヒューストン)はCosmWasmのスマートコントラクトのための開発フレームワークです。WebAssemblyを使ったブロックチェーンのための開発環境、テストフレームワーク、アセットパイプラインとなります。
具体的には、スマートコントラクトのコンパイル、リンク、デプロイメント、WASM管理機能を提供します。また、迅速な開発のための自動化されたコントラクトテスト・ツール、スクリプト化可能な拡張可能なデプロイメントおよび移行フレームワーク、任意の数のパブリックネットワークおよびプライベートネットワークに展開するためのネットワーク管理といった機能を持ちます。

Station Extension

Station Extension(ステーション・エクステンション)は、Terraブロックチェーンとそのエコシステムにアクセスするためのブラウザ拡張機能です。イーサリアムでいうところのMetamask(メタマスク)です。

Station Mobile

Terra独自のマルチ機能を備えたブロックチェーンウォレット「Station」がモバイルアプリとして利用可能になります。モバイルアプリからダッシュボード、ステーク、スワップ、ウォレットにアクセスできるようになります。

Engineering bay

Engineering bay(エンジニアリング・ベイ)は、Terraブロックチェーン上でCosmWasmスマートコントラクトを構築するための標準スマートコントラクト、ツール、リソースのナレッジベースです。開発者は標準化されたスマートコントラクトのライブラリ、開発ガイド/レシピ、テストフレームワーク、一般的な開発者リソースにアクセスすることができます。

Anchor V1

DeFi(分散型金融)レンディングプロトコルAnchor がまもなく利用可能になります。Anchor V1では、元本保護、即時引き出し、安定した高いAPR(年換算利回り)が保証されています。Anchor V1では、bLunaコントラクト(流動性のあるステーク)と、bLunaのステーキング報酬でその利益を補助するマーケット(金融市場)を持つことになります。
Anchorプロトコルによるチェーン間アセット(Cosmos、Polkadot、Solana)のサポートは、次のメインフレームアップデートColumbus-5のAnchor V2で利用可能になる予定です。

今後のロードマップと暫定的なタイムライン

Public Tequila-4 Terra Testnet(テストネットローンチ)
2020年9月3日 17:00(KST)rc-0.4.3のライブ配信開始、スマートコントラクトの統合を含む機能アップグレードのテストを開始。

Public Mainnet Upgrade (Columbus-4)
2020年10月3日開始予定。メインネットのローンチは、テストネットの監査の結果、ガバナンスに関する議案が可決されたことが条件。

Houston
9月下旬予定。

Station Extension
9月中旬予定。

Station Mobile
10月中旬予定。

Engineering bay
9月下旬予定。

Anchor V1
11月下旬予定。

Terra初のハッカソン
Terra初となる、DAppのアイデア等をハックする公式ハッカソンを開催します。
10月下旬予定。

第2回助成金
Terraform Labsでは、コアインフラ、アプリケーション開発ツール、コミュニティ支援に貢献する有望な開発を促進するために、実質的な助成金を発行します。
11月下旬予定。

Terra End of Year Summit!
2020年を振り返り、製品のアップデート、コミュニティ、チームからのトークなど、Terra初のサミットになります。12月中旬(クリスマス/ホリデータイム)開催予定。

Columbus-5
詳細については、タイムラインや開発の進捗状況が明らかになり次第、後日のロードマップの発表で公開される予定です。

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