米グレースケール、ビットコイン投信GBTCを上場信託(ETF)に変換する方針を表明
米グレースケール、ビットコイン投信GBTCを上場信託(ETF)に変換する方針を表明
グレースケール、BTC投信をETFに転換する方針を表明
同社のビットコイン投資信託(GBTC)は、2月末からマイナス乖離に転ずるなど、需要減が懸念されていた。
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「仮想通貨(暗号資産)」とは「暗号資産」のことを指します
グレースケールは、同社のビットコイン投信をETF(上場投資信託)に転換するのに「100%コミットする」と強い意志を表明した。2016年にもビットコインETFの申請を米SEC(証券取引委員会)に提出していたが、規制環境が整っていないとして申請を却下していた。
グレースケール社は2013年に独自のビットコイン投信をローンチ、世界で唯一SECに申告する投信になったと説明。いずれは他の仮想通貨(暗号資産)投信も同様の商品サイクルを辿ると示唆している。
今回の発表は、転換方針を示しただけであり、現時点でビットコインETFの申請は行っていない。しかしグレースケール社はこれまで機関投資家や適格投資家向けに仮想通貨(暗号資産)商品を提供し、規制に準拠した形でビットコイン投資信託を運用してきた経緯がある。
マイナス乖離に転じていたビットコイン投信
グレースケール社のビットコイン投信は、約65万BTCを運用する大型信託だ。2020年頃から運用する現物量が急増し、ビットコインの総流通量の約3%に相当するまで拡大していた。
マイナス乖離の要因としては、カナダで承認されて2月より取引が始まった「ビットコインETF」など、他社の仮想通貨(暗号資産)関連金融商品の台頭が挙げられる。
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